Windows 11 移行の一例

Windows 10のサポート終了が2025年10月14日に迫っています。

 

Windows 11への移行は通常のWindowsの更新からだけでなく、
Windows 11 インストール アシスタントからも行えます。

Windows 11 インストール アシスタント (外部サイトへのリンク)

移行のための専用のソフトウェアがMicrosoft社から提供されています。

 

標準の更新機能よりも確実かもしれないと考え、このソフトウェアを利用して、
10から11へのアップデートを行ってみました。

 

結論から言いますと、2時間程度かかったものの、その後は特に問題はありませんでした。
常駐タスクにしていた開発用のアプリケーションなど、細かい部分も変わりなく動作しています。

 

以下は流れの詳細です。
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昔のノートPCが遅い、1つの原因

以下のようなPCではろくに作業が進められず、時間ばかり浪費してしまいます。

・PCの電源を入れてからログイン画面が出るまで数分かかる。

・ダブルクリックしたはずのアプリケーションが一向に起動しない。

・起動したと思ったら、実際に操作できるようになるまでさらに数分かかる。

 

私の家族のPCがこの症状でした。

普段は大した処理はせず、たまに起動して文書の印刷に使う程度だったようですが、

いつからか動作が重くなり、ちょっとした操作にも支障が出る程になってしまったそうです。

 

10年前のノートPCで、もうそろそろ買い替え時だろうとは思っていたのですが、

このまま放置していてはデータの入れ替え作業もままならないと思い、

原因調査を行うことにしました。

 

 

幸い、原因はすぐに判明しました。HDDアクセスランプがいつまで経っても付きっぱなし。

タスクマネージャーのパフォーマンスを見てみると、

ディスクの読み書きがフル稼働していることが分かりました。

 

イメージ図(実際の環境とは異なります)

この時代のノートPCは内部ストレージとしてHDD(ハードディスクドライブ)を

使用しているものがまだまだ多く、家族のPCもそうでした。

ですが、いくら読み書きが遅いノートPC向けのHDDとは言え、

起動から10分以上経ってもHDDの読み書きが止まらないのは妙です。

HDD故障の可能性も考えましたが、もし壊れたというのならば本当に読み書き不能に陥るはず。

動作中のアプリケーションにも、特別怪しいものは見当たりませんでした。

 

ここで、10年間の使用によってデータの断片化が発生しているのではないかと推測。

ドライブの最適化を試してみることにしました。

当該のドライブを右クリック → プロパティ → ツール タブの最適化ボタン

上記の操作でドライブの最適化画面を呼び出します。

イメージ図(実際の環境とは異なります)

断片化が発生しているドライブを選択し、最適化ボタンを押します。

容量によっては数時間程度かかりますが、後は待つだけ。

 

ストレージの中身は、経年の使用によって徐々に断片化が発生します。

断片化は例えるなら、本来は1冊である本の中身が、

数十ページずつ別々の本棚に保存されているかのような状態です。

最適化によって、バラバラになった本の断片をかき集めて元の1冊に戻します。

とくにHDDで断片化が発生すると、読み書き速度に顕著な差が出ます。

 

最終的に、購入した当時と同じ……とまではいかないものの、

待ち時間が大幅に減って家族も満足げでした。

CSVファイルとExcelの落とし穴

業務用アプリケーションは、CSVファイルにデータを出力する機能がついていることがよくあります。
「一度データをファイルの形にしてから、別のアプリケーションに読み込ませてデータを移す」
というのが主な使い方になります。

ExcelでもCSVファイルを取り扱うことができ、通常のExcelファイルと同じ感覚で使用することが出来ます。

テスト
Excelのアイコン 見た目も似ています

ところが、CSVファイルを本当にExcelファイルと同じように扱ってしまうと――

「せっかくデザインを見やすく変えたのに元に戻ってしまった」
「正常に取り込めない」「商品コードが変わってしまった」

――と、思わぬ弊害につながってしまうおそれがあります。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。

対処法も含め、考えてみたいと思います。
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仕事にちょっと通じるゲーム 2

私はゲームが好きです。

電子ゲームはもちろんアナログなゲームまで、あまりジャンルは問いません。

 

特に最近はパズルゲームをすることが多くなりました。

突飛な発想のゲームに出会えることが多いからです。

そのなかでも、大きく心を奪われたのがこちらのパズルゲーム。

Patrick's Parabox_1
Patrick’s Parabox

Patrick’s Paraboxは丸い目が2つついた箱型のキャラクターを上下左右に操作して、

箱を押して所定の位置に片づける、 いわゆる「倉庫番」形式のパズルゲームです。

押すことしかできないので、箱を壁にくっつけてしまうと元に戻しにくくなる点も同じです。

以前に紹介しましたBaba Is Youよりもだいぶシンプルで、より倉庫番に近いルールです。

 

特徴は「中に入ったり出たりできる箱」があること。

Patrick's Parabox_2
箱の中に箱を入れてパズルを解く

箱をそれ以上押せない(壁に押し付けるような)状態で箱を押そうとすると、

体がぎゅっと縮まり、箱の中に入れます。

 

箱の中に箱を入れることも、箱の中から箱を取り出すこともできます。

取り出したときに大きさも元に戻ります。

 

「中に入れる箱」の中にも「中に入れる箱」があったりします。

マトリョーシカのような多重構造ですね。

Patrick's Parabox_3
箱の中の箱の中の箱

この出入りできる性質を利用して、

箱を決められた位置に設置することが、このゲームのクリア条件です。

 

  ……ここまでは、さほど新鮮味のあるギミックではないように感じられるかもしれません。

もともと箱は、中に何かを入れておくための道具です。

「中に入れる箱A」の中に「中に入れる箱B」があっても、大して不思議なことではありません。

 

 

それでは、「中に入れる箱A」の中に「中に入れる箱A」があったとしたら、どうでしょう?

 

 

 

 

 

 

Patrick's Parabox_5
箱Aの中の箱A

右に箱Aがあります。

 

 

 

 

 

Patrick's Parabox_6
箱Aの中に入ると、さらに箱A

箱Aの中に入ると、そこにも箱Aが。

その箱Aの中に入っても、箱Aがあります。

 

 

 

 

 

Patrick's Parabox_12
どんなに入っても箱A

どんなに入っても箱A。出ても箱A。どうあがいても箱A

箱の字がゲシュタルト崩壊してしまいそう。

 

外側の箱Aと内側の箱Aの違いは大きさだけ。

大きさ以外は同一の存在であり、内側で発生した事象は外側でも発生します。

「自分自身を内包した箱」とでも表現すればいいでしょうか。

 

無限構造を成しているため、どれだけ外に出ようと箱Aの中からは出られません。

ゲームならではの、とても奇妙で興味深い性質を持った箱です。

クリアすれば箱Aから脱出することが出来ますが、

当然、この箱Aの性質を利用しないとクリアできないようになっています。

 

プログラミングでも、「特定の処理のかたまり(A)の中で、特定の処理のかたまり(A)を呼び出す」という

構造のプログラムを作ることがあり、これを再帰処理と呼びます。

総当たり的に処理を行う時に非常に便利ですが、

ちゃんと作らないと箱Aのように無限ループに陥ってしまうので、取扱注意なシロモノです。

脱出手段を用意しておかないといけない点も、箱Aの性質と非常に似通っています。

 

 

さて、突然ですが問題です。

中身の違う箱Bですが、先ほどと同様に箱Bの中に箱Bがあります。

Patrick's Parabox_13
箱Bの出口近くに箱B

この箱Bを、箱Bの外に出したらどうなると思いますか?

 

 

 

答えが知りたい方は、ぜひダウンロードして遊んでみましょう!

Steamにて体験版が配信されています。

頭の体操にどうぞ。体験版だけでも濃密なひとときが味わえますよ。

 

Patrick’s Parabox

Windows 11 10 月 5 日より提供開始

こんにちは

さて本日は先日マイクロソフトから発表されまたWindows 11について紹介したいと思います。

 

こちらWindows 11の公開日が決まりました!!

 

Windows 11  2021 年 10 月 5 日より提供開始
マイクロソフト紹介ページリンク

 

思った以上に早かったですね。
また、Windows 10に無料でアップデートできたのと同じようにWindows11へも無料でアップデートできます。

 

因みに過半数の方がWindows11の提供開始日よりも、Windows10がいつまでサポートしてくれるのかが気になると思います・・

 

Windows10のサポート終了日は・・
2025年10月14日との事です(企業向けを除く)Windows11が公開されてから約3年間ですね。

 

因みにWindows 10の提供開始日は2015年7月29日と、約7年間となりました。

 

今回はWindows11の提供開始が決まったよと言う案内だけの簡単なものになりますが・・
実際に公開されたらブログに使ってみての感想を述べたいのと思いますので
よろしくお願いします!

またWindows11にアップデートのお手伝いも致しますので、興味がある方は是非こちらの
アース定額サポートサービスをご覧ください

Windows 11は10月5日提供開始 

米Microsoftは8月31日(現地時間)に次のOS「Windows 11」を10月5日から提供開始すると発表しました。

URL:https://blogs.windows.com/windowsexperience/2021/08/31/windows-11-available-on-october-5/?ocid=Event_soc_omc_win_tw_video_lrn_GABlog

当初の噂では、年末ぐらいに出るのではないかと言う話がありましたがここにきて10月提供開始と、かなり早くなったと思います。

既存のアップグレード可能なWindows 10搭載PCへの無償アップグレードも同日に開始されるそうです。
無償アップグレードについては、Windows updateで対応可能との事ですが、Microsoftは段階的にupdateを提供するとの事です。
対象PCが一斉にできるわけではないようです。

因みに、現行のWindows 10のサポートは2025年10月14日まで続くため、今すぐにWindows 11にアップデートをすると言う必要はないかもしれませんが・・・
将来的にはWindows 11にアップデートまたはそのOSが入ったPCを買う事になると思うので、どこかのタイミングでWindows 11への検討はした方がいいかもせれません。

仕事にちょっと通じるゲーム

私はゲームが好きです。

電子ゲームはもちろんアナログなゲームまで、あまりジャンルは問いません。

 

特に最近はパズルゲームをすることが多くなりました。

突飛な発想のゲームに出会えることが多いからです。

そのなかでも、大きく心を奪われたのがこちらのパズルゲーム。

Baba Is You 1
“Baba Is You”

Baba Is Youは自分のキャラクターを上下左右に操作して、物体を押したりしながらクリアする、

いわゆる「倉庫番」形式のパズルゲームです。

左中央にいる、白い四つ足の動物がBabaです。

 

特徴は、ルールを示すテキストがゲーム画面内にも出現していることにあります。

[ Rock ] [ I s ] [ Push ]とテキストが並んでいた場合、岩は押すことができます。

[ Wall ] [ I s ] [ Stop ]とテキストが並んでいた場合、壁は邪魔物となり、進入することができません。

[ Flag ] [ I s ] [ W i n ]とテキストが並んでいた場合、旗に触れることが出来ればクリアとなります。

テキストとその並び方が、このゲームのルールのすべてとなっています。

 

そして、そのテキストが画面上にあるということは……

baba_is_you_2
“Rock Is Push” is Broken

このようにテキストを押して、ルールを変化させることができるということを示しています。

[ Rock ] [ I s ] [ Push ]が崩れたため、岩は押すことが出来なくなりました。

押せもしないし邪魔にもならない、ただの背景と化してしまったのです。

他のテキストも動かせば、いろいろなことが出来そうですね。

仮に間違えてしまっても、一手、二手といくらでも巻き戻し……もとい、早戻しができます。

 

ただ、このゲームは解法が無限に用意されているわけではありません。

多くの場合で、出来ることが限られた状態……悪く言えば窮屈な状態からスタートします。

baba_is_you_3
How to make “Flag Is Win”…?

周囲が壁に囲まれていて、草が進行を妨害しています。

でも草の中の[ W i n ]を使わないとクリアできない。一見してクリア不可能に見えます。

このような状況下に身をおいて、試行錯誤して現状を打ち壊す一手をひらめく。

そういうゲームです。

 

Baba Is Youでは他にも、[And]、[On]、[Not]など、様々なテキストが出てきます。

どう組み合わせるとどのような意味になるか? それを利用すると何ができるのか? 

存分に頭を抱えさせてくれます。難度は非常に高いです。

時には「そんな解き方ありなの!?」と驚かされ、心地良いしてやられた感に襲われます。

 

仕事でああでもないこうでもないと悩んでいる時と、

このゲームでやっていることはあまり変わらないかもしれません。

決定的な違いがあるとすれば、パズルゲームには作者の意図した解法が用意されているけれども、

仕事には解法が存在するかどうかもわからないところでしょうか。

 

なお、このゲームはフィンランドのゲームクリエイターArvi Teikari氏によって作成されています。

協力者こそいますが、翻訳などを除いて1人の手によって作られているインディーズゲームです。

Nintendo SwitchとSteamにて販売されています。

リソースモニター

こんにちは、フルーツポンチです。
今回はリソースモニターについてです。

リソースモニター

WindowsVista以降には、リソースモニターという機能が存在します。
今回は特にWindows10(1909)のリソースモニターについて紹介していきます。

リソースモニターでは、CPUやメモリ、ディスクやネットワークなどの利用状況を確認することができます。

この機能を開く方法はいくつも存在し、

  1. “タスクマネージャー”の”パフォーマンス”タブの下のほうの”リソースモニターを開く”をクリック
  2. タスクバーの検索欄から”リソースモニター”を検索して起動
  3. スタートメニューの”Windows 管理ツール”の中の”リソース モニター”を起動

等の方法によって開くことができます。

リソースモニターはタスクマネージャーと比べ、かなり詳細な情報を見ることができます。
たとえば”ディスク”タブの”ディスク活動”では、どのプロセスがどのファイルにアクセスしているかの情報、”ネットワーク”タブの”TCP接続”では接続ごとのローカルやリモートのアドレスやポートの情報を確認できます。
また、チェックボックスを使用してフィルターを掛けることにより、右側のビューで視覚的に動きを確認したりすることもできます。

他に、タスクマネージャーにもある機能ですが、プロセスの右クリックメニューに”待機チェーンの分析”という項目があり、これを使用することで応答なしが他のプロセスの完了待ちやネットワーク通信の完了待ちなどが原因であるなどの情報がわかるので、組み合わせて使うことである程度原因を推測できることがあります。

いろいろなことがわかるリソースモニターですが、タスクマネージャーと同じくプロセスを適当に終了したりすると、Windowsが不安定になったり最悪の場合起動すらしなくなる場合があるので、よくわからないプロセスはしっかり確認してから操作するように気を付けてください。