土壁にさようなら

platiです。

先月、自室の壁紙を貼り替えました。我が家は築50年ほどで、水回り以外の部屋は土壁です。長年の劣化で壁の表面が削れ、見た目も悪くなっていました。さらに、服や布団が壁に触れると土埃が付くため、「壁紙を貼りたいな」と以前から思っていました。

今回、懐に余裕が出てきたことと、この家であと10年は暮らすだろうと考え、ついに業者に依頼することにしました。

土壁にそのまま壁紙を貼ると、簡単に剥がれてしまいます。業者の方によると、まず壁に木の板を貼り、その上から壁紙を貼るのが確実だそうです。

作業はとてもスピーディーでした。業者の方は我が家の駐車スペースに簡易作業台を置き、壁の寸法を測ったらすぐに木の板を削って土壁に被せ、1.5日で作業が完了しました。

6畳の部屋ひとつでかかった費用は約12万円。昔なら10万円前後でできたそうですが、物価高騰の影響でこのくらいはかかるとのことです。

貼った壁紙は、薄っすら石模様の入った白色のもの。以前のくすんだ土色の壁が見違えるほど明るくなり、部屋全体がパッと華やかになりました。仕上がりも非常に綺麗で、大満足です。

ただし、土壁の上に木の板を貼ったため、土壁本来の調湿機能は失われます。実際に以前より室内の湿度が高く感じられ、冬になれば乾燥を強く感じるかもしれません。

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