CSVファイルとExcelの落とし穴

業務用アプリケーションは、CSVファイルにデータを出力する機能がついていることがよくあります。
「一度データをファイルの形にしてから、別のアプリケーションに読み込ませてデータを移す」
というのが主な使い方になります。

ExcelでもCSVファイルを取り扱うことができ、通常のExcelファイルと同じ感覚で使用することが出来ます。

テスト
Excelのアイコン 見た目も似ています

ところが、CSVファイルを本当にExcelファイルと同じように扱ってしまうと――

「せっかくデザインを見やすく変えたのに元に戻ってしまった」
「正常に取り込めない」「商品コードが変わってしまった」

――と、思わぬ弊害につながってしまうおそれがあります。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。

対処法も含め、考えてみたいと思います。
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エクスプローラでのファイル選択のしかたに、ちょっとした変化を

マウスをクリックした状態のまま動かし、別の場所で離す。
このドラッグ機能はWindowsにおける基本操作の1つです。
エクスプローラでファイル選択するときに非常に良く使用します。

何もない場所をドラッグすると、始点から終点までの複数項目を選択することができ、
ファイルをドラッグすると、別の場所に移動させることができます。

非常に直感的な操作で、PC初心者でも説明なしに操作できるかたが多いと思います。
散らかってしまったデスクトップの整理をするとき、これ無しに行うことは想像できません。

マウス1つでほぼ完結している操作ですが、
追加のキー操作やオプションの変更などによって、さらに便利にファイル選択が行える場合があります。

あまりにも平凡で基本的な使い方かもしれませんが、
新たな利用法が見えてくる可能性もありますので、あえて文章化したいと思います。

 


追加のキーを利用したファイル選択

ごちゃ混ぜになっているファイル群から、
特定の用途に必要なものだけをいくつか選択して別のフォルダに入れたい。

こういう時はCtrlキーを押しながらファイルを選択すると追加選択ができます。

Ctrlキーで飛び飛びのファイルを同時選択
Ctrlキーで飛び飛びのファイルを同時選択

選択していたファイルを非選択状態にすることもできます。
ドラッグと組み合わせるとこんな選択の仕方も。

Ctrlドラッグで選択状態を反転
Ctrlドラッグで選択状態を反転

もちろん、選択したファイル自体をドラッグすれば別のフォルダに移動させることが出来ます。
この時にCtrlキーを押していると移動ではなくコピーになります。
別ドライブ間でファイルを移動させようとした場合にも、自動的にコピーとなります。

選択ファイルをまとめて別フォルダにコピー
選択ファイルをまとめて別フォルダにコピー

なお、別ドライブ間でファイルを移動させたい場合は、
Shiftキーを押しながらドラッグアンドドロップすると実現できます。
いちいち移動元を削除したくない場合などに。

 


チェックボックスを利用したファイル選択

「どうしてもマウスだけで複数選択を楽にしたい!」という場合は、
エクスプローラの表示タブ内の項目チェックボックスをオンにするのがおすすめです。

表示タブの項目チェックボックス
表示タブの項目チェックボックス

ファイルのチェックボックスを付け外しすることで、選択状態を変更できるようになります。

チェックボックスを押下して選択状態の変更
チェックボックスを押下して選択状態の変更

全選択チェックボックスも用意されています。

チェックボックスを押下して全選択
チェックボックスを押下して全選択

 


検索を利用したファイル選択

別のアプローチの仕方として、検索を行ってから選択するという手段もあります。
あまりにファイル数が多くて選択しきれないという時は、
右上の検索ボックスにキーワードを入れ、絞り込んだ後にドラッグアンドドロップすれば整理しやすくなります。

検索して絞り込んでから選択
検索して絞り込んでから選択

 


 

今回採り上げた機能は排他的ではありません。
組み合わせて使用すれば、より柔軟に必要なファイルだけを選択することが出来ます。
特にShift、CtrlキーはExcelのセルの複数選択などにも応用できます。
普段使いのアプリケーションの普段使っていない機能を調べてみると、
思わぬ業務効率化に繋がるかもしれません。

ICTでお困りの企業様へ

こんにちは。
久々の投稿になります。
今回は、少し営業的な話を・・・

今年は、新型コロナの影響で
かなり打撃を受けている企業様が多いと思います。

合わせて働き方改革などでいろいろと変えていかないといけない。
実働時間が少なくなる中、売上や利益を上げていかなくてはいけない。

コロナ自粛の中、考えることはいろいろあると思います。
自社の課題ややりたいこと、変えていなくてはいけないこと。
でも、どこから手を付けてよいかわからない。
今や、ほとんどの会社ではITを利用しています。
今後も、ITなしではやっていけません。

ならばいつかどこかでは、ITの投資をしていかなければならない。
問題は、いつ行っていくのがよいのか。

まずは、自社の課題の洗い出しをして、優先順位をつけていく。
自社で解決方法とセットで考えていくと行き詰ってしまうかもしれません。
解決方法は、外部のアドバイザーやコンサルタントなど手助けしてくれる
企業はたくさんあります。

情報を集め、次に備えていく。

会社としても個人の仕事としても
自身のタスクに優先順位をつけ、一つずつ解決していく。
という考え方は、当たり前かもしれませんが、大切なことです。

次に何をしていかなくてはいけないか。
行動なくしては、次のステージにいけません。

アースシステムは、20年以上お客様の業務改善をICTの力で
解決してきました。
ひとりの力では、課題解決は大変かもしれません。
そんな時は、お気軽にご相談ください。