システム導入の費用対効果を3ステップで考える

こんにちは、レオンです。
今回は、「システムの費用対効果」について、考えていこうと思います。

ステップ①:費用を洗い出す

まずは、システムにかかるコストを整理します。

  • 初期費用:開発費、導入費、ハードウェア購入費など
  • 運用費用:保守費、ライセンス料、クラウド利用料、人件費など
  • 教育・研修費:社員へのトレーニングコスト
ステップ②:効果を見積もる

次に、システム導入によって得られる効果を考えてみます。

  • 業務効率化:作業時間の短縮、人件費の削減
  • 売上向上:顧客満足度アップによるリピート率向上
  • ミスの削減:ヒューマンエラーの減少による品質向上
  • データ活用:意思決定のスピードアップ

数値化できるものは、できるだけ数字で表します。

ステップ③:数値化出来たものはROIで判断

ROI(投資利益率)を使って、費用対効果を数値で見ます。

ROI = (効果(利益) − 費用) ÷ 費用 × 100

たとえば、500万円のシステムを導入して、年間で700万円の効果が出たら

(700 − 500) ÷ 500 × 100 = 40%

1年で40%効果が出るということになります。

最後に:数字だけじゃない価値も判断が難しいけど大事

もちろん、すべてを数値化出来るわけではなく、社員の満足度アップや、将来の成長への布石など、

定量化しにくい効果もあるため、数値化可能なものは数値化してバランスよく判断する必要があります。

今回まとめてみてシステム導入だけでは無くあらゆる判断で使える考え方だなと思いました。

このような費用対効果を実感して頂ける品質の良いシステムを提案・設計・実装していきます。