閃輝暗点

閃輝暗点」という言葉をご存知でしょうか。

字面からは、なんだか物々しい科学的な用語のような印象を受けます。
そのままの意味で捉えると、何かの暗かった点が輝く現象、といった感じでしょうか。

実はこれは、人間に起こる「症状」の名前です。
30分間ほど、視界の一部が、チカチカ輝くモザイクのようなものに阻まれてしまうのです。

閃輝暗点のイメージ

アナログ時代のテレビをご存知の方には
「色付きの砂嵐」と言ったほうが伝わるかもしれません。



このモザイクが出ている部分だけが、ほとんど視認不能になります。
輪郭が不鮮明になり、文字はまともに読めなくなってしまいます。
視界の中心に現れることもよくあります。その場合は周辺視野を使って文字を読むしかありません。

これだけでも仕事に悪影響が出るのですが、これは苦痛の前触れでしかありません。
この閃輝暗点が治まった後に、強烈な片頭痛に見舞われます。
内側から響くような、堪え難い痛みが数時間続きます。

つまるところ、閃輝暗点は、片頭痛の前兆として起こる症状です。
まったく起きない人もいれば、頻繁に起きる人もいるようです。私は後者です。

もし閃輝暗点が見えてしまったら……鎮痛剤などを用意して、片頭痛に備えたいところです。