物言わぬ多数派

九州地方で大きな地震がありました。
被災者の方々にはお悔やみとお見舞い申し上げます。

私の父は熊本出身なのですが身内の安否を確認したところ、幸いなことに怪我などをした人は誰も居ないようです。しかし家の中はどこもぐちゃぐちゃになっているとのことでした。

特に父の弟、僕から見ると叔父さんの家は瓦が落ちるくらいの被害にあったとのことです。

小さいころ私は関東地方に住んでいたのですが、当時父が「熊本は地震なんてないから、こっちに住んでいると地震が怖い」というような発言をしていたことを思い出しました。
報道によりますと九州地方はやはり地震が少ないため、普段から地震に対する備えが不十分であったことが被害が拡大する一因になっているようです。

さて、毎回こういう甚大な天災が発生すると苦々しく思うことがあります。

それは過度ともいえる自粛。

今はもう、こういうことがあると必ず映画、ドラマ、バラエティ番組などが自粛され、それがまた結構大きなニュースになったりします。

これって本当に健全な姿なのでしょうか。

話は変わりますが、僕の大好きな女流作家に有川浩さんという方がいます。

「図書館戦争」、「阪神電車」、「フリーター、家を買う。」、「空飛ぶ広報室」、「三匹のおっさん」など映画化、ドラマ化された作品も多いので一度は彼女の紡ぐ物語に触れたことがある人も多いのではないでしょうか。

彼女は阪神・淡路大震災も東日本大震災も体験しているのですが、その経験より「自粛は被災地を救わない」とあちらこちらで述べられています。

僕も全く同意見です。

幸いにも被害に遭わなかった人たちが娯楽にお金を使うことによって、経済を回すことが一つの支援になると考えます。

更に腹に据えかねるのが、芸能人の番組やSNSの発言などに対して揚げ足を取るように「不謹慎だ」と騒ぎ立てる人たち。

こんなことをネット上で発言して何が楽しいのでしょう。

ふだんから快く思っていない有名人を天災を利用して攻撃しているように思え、こうした行動のほうがよっぽと不謹慎に思えます。

極々一部の人達の意見ですぐに謝罪したり、放送を中止したりする風潮も考えなおす必要があるかもしれません。

欅坂46の皆さんが歌っているように、こんな風潮を内心バカバカしく思っている「サイレントマジョリティー」の人たちが声を上げるべきなのでしょう。

何はともあれ被災地の一日も早い復興を願っています。