曲管理方法今昔

皆さんは音楽が好きですか。

私はオヤジバンド活動をしているくらいなので音楽を聴くのが大好きです。

学生の頃はお金もなかったし新譜がすぐレンタルできたので、洋の東西を問わず週に何枚もCDを借りてはダビングしていました。
多分、月に10枚くらい、年間で100枚以上のCDを借りていたのではないでしょうか。

当時の記録媒体の主流はカセットテープ。

しかしカセットテープは、カセットデッキのヘッドとテープが接触することによって発生する「ヒスノイズ」と呼ばれるノイズが発生してしまいダビングすることで音質が低下します。
そこで私は当時、CDのダビング先としてVHSのビデオテープを使用していました。ビデオテープに録音するとヒスノイズはほとんど発生せず、ダイナミックレンジも大きいのでカセットテープを使用するよりはるかに高音質で録音することができました。
2時間テープを3倍速で使用することで1本のテープに6時間の録音ができるので、コスト的にもカセットテープより有利でした。

録音したアルバム・ライブラリーは当初ワープロで管理していました。

当時使用していたワープロは「一太郎4.3」まだMS-DOSが全盛の頃で、パソコンといえばNECのPC9801シリーズを指すような時代でした。
この一太郎というワープロソフトは4~5万円したと思います。

6時間分のダビングが終了するとアルバム名、アーティスト名、曲名、演奏時間などを一太郎に入力し、ドットインパクトプリンタでA4用紙に打ち出してビデオテープのケースに挿入することで、どのテープにどの曲が録音されているかを管理していました。

それからしばらくして曲の検索性を高めたいと思い、「TheCard3+」というデータベースソフトを購入しました。このソフトも確か5万円くらいだったと思います。
データベースソフトは購入してすぐに使用できるわけではなく、マニュアルを見ながらアーティストの管理画面、アルバムの管理画面などいわゆるマスタ保守画面を作成し、ワープロに打ち込んでいた内容とほぼ同じものを入力してデータを蓄積していきました。

当時CD管理で欲しかったのが、ジャケット画像の管理機能でした。

然しながらMS-DOS上で動いて自分に手が届く価格のデータベースソフトでは画像を扱うことなど望むべくもなく、文字情報だけの管理でお世辞にも使いやすいCD管理データベースとは言えませんでした。

また当時は電車で通学しており、通学中はカセットテーププレイヤー、いわゆる「ウォークマン」で音楽を聴いていました。
ビデオテープから好きな曲だけをカセットテープにダビングし、オリジナルテープを作成して楽しんでいたものです。

時はめぐり、今の管理方法はというと。。。。

今年になって2TバイトのNASを購入し、iTunesを使用して所有しているCDをリッピングしてNAS上で管理するようになりました。
iTunesを使用すると、パソコンのCDトレイにCDをセットするだけで、アルバム名やアーティスト名はもちろんのこと発売年、作曲者、ジャンルなどの情報をインターネット上のデータベースから検索し自動入力してくれます。
さらにBroadwayというアプリケーションを使用するとiTunesで曲を再生するだけで、その曲が含まれるCDのジャケット(アルバムアート)をこれまたインターネット上から検索・表示してくれます。

更にNAS内のメディアサーバーアプリケーションが取り込まれた曲に対して自動的にインデックスを作成し、スマートホンのDLNAプレーヤーアプリを使用してアーティストやアルバム名、ジャンル、曲名などで簡単に検索処理が行えます。

同じくDLNAプレーヤーアプリのプレイリスト機能を使用すれば、オリジナルテープを作成するように気に入った曲のみを簡単に登録・再生することができます。

更に、更にNASのリモート接続機能を使用すれば、外出中でもスマートホンでNAS内の全CD情報にアクセスすることができます。つまりスマートホン内に自分の持っているCDの曲が全部入っているような感じです。

この様な管理を行なうためのコストはというと、NASの購入価格が約1万6千円。アプリケーションは全て無料!!
まぁ厳密に言いますと、この他にルーターやプロバイダ利用料なども必要ですけど、これらは音楽管理以外にも使用するものなのでコストからは除外していいでしょう。

自分が学生だった20ウン年前に比べると隔世の感があります。20年後にはどのような管理方法になっているでしょうか。

想像もつきませんね。

ちなみに何百本とあったビデオテープですが、引っ越しが多かった20代の頃に梱包が面倒くさくなって全て捨ててしまいました。NASでの管理だっと収納スペースも劇的に削減されるのでこの点でも素晴らしいです。

以上、オヤジの昔話でした。